鼻息の荒かったフレンチブルドック

私は今コーギーを飼っていますが、コーギーの前には実家でゴールデンレトリバーを飼っていました。私が犬を大好きになったきっかけを作ってくれた、そのゴールデンレトリバーの話です。
ゴールデンレトリバーのジョンは私が小学1年生の秋にやってきました。ジョンは私が小学生の時から社会人になるまで、ずっと一緒でした。小学生の卒業式、中学の入学式、高校の制服も成人式の振袖も、私の人生の節目節目の写真にはジョンが一緒にいます。
ジョンはとても頭が良くて優しい子でした。ジョンが若く遊びたい盛りの時、私はまだ小学2年生ぐらいで、自分の身長と同じぐらいの犬に飛びつかれよく泣いていました。飛びつかれて泣くのを数回繰り返しているうちに、嫌がっているのがわかったのか飛びつかなくなりました。また、私には甘?みもしなくなりました。自分より小さいんだ、弱いんだとわかったんだと思います。それから14年間、私はジョンに噛まれたことがありません。
また、恋愛や進路で悩んだ時、よく泣きながらジョンのところに行って話を聞いてもらいました。そんな時ジョンはキュッと音のなる、お気に入りのおもちゃを持ってきて私の前に置いていきました。遊ぶ気分じゃないんだけど、こんなものかなと思いながら遊んであげていました。
最近ネットの記事で見たのですが、犬のこのような行動は「遊ぼうよ」という意思表示ではなく、「このおもちゃで遊ぶと楽しいよ」という意味なんだそうです。私が落ち込んでいるのがわかっていて、励ますために持ってきてくれていたんです。本当に優しくていい子でした。
14年と11ヶ月、私はジョンをとても大好きで大切にしていましたし、ジョンも私のことを好きでいてくれていたと思います。
犬は動物で言葉も喋りませんし、人間ほど表情が変わるわけでもありません。しかし気持ちが通じれば言葉は必要ないんだなと感じます。犬は親友であり立派な家族です。

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